セラフタイムズ2024年1月号
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空飛ぶクルマの未来のこと45する際、プライバシーの保護にも十分気を付けなくてはいけません。ドローンを使うことで多くの人が簡単に「空からの撮影」を楽しむことができますが、その活用及び発展と、プライバシー保護のバランスを保つことが、ドローン市場の拡大に欠かせな 一般的に「空飛ぶクルマ」として紹介さいものとなるでしょう。れるものを「エアモビリティ」と呼びます ドローン市場がますます拡大していくが、2023年10月28日(土)~11月中、新しい法律が整備される可能性は十分5日(日)に開催された「Japan Mobility にあります。常に最新情報に気を配ることShow(ジャパンモビリティショー)が大切です。2023」ではエアモビリティの出品が増え、より現実的なものが目立ちました。 ジャパンモビリティショー2023で有人ドローンを出品した自動車メーカーはスバル・スズキ・ホンダの3社でした。特にスバルは、スバルの市販車に寄せたデザインを与えた「スバル エアモビリティ コンセプト」を公開しました。 近年の技術革新により、「空飛ぶクルマ」はより安全かつ効率的になりました。自動運転機能が進化し、GPSやセンサーによる 飛行機やヘリコプターのように空を自由に飛ぶことができる「空飛ぶクルマ」。アニメや漫画の世界のような話かと思われますが、現在世界中で様々な企業によって機体の開発や実証実験が進められています。る高度なナビゲーションシステムが搭載されています。また、電気自動車技術の進展により、多くのモデルは電気駆動であり、地球にやさしい選択肢となっています。 機能面では、いかに高スペックなバッテリーを搭載できるかが飛行時間を左右することになりますが、そんな中で株式会社SkyDriveは2023年11月7日に、関西電力株式会社との「空飛ぶクルマ」の充電設備の共同開発について発表しました。 今後安全性や機能性、法規制の問題が解決された暁には、一般的な交通手段として私たちが「空飛ぶクルマ」を利用する未来もやってくるかもしれません。(2023年11月30日現在)

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