セラフタイムズ2024年5月号
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アフターメンテナンスとは、大規模修繕工事の施工会社が自主的に実施する「工事後の検診」のことです。工事中は、しっかりと品質を管理        したつもりでも、潜在化している不具合は見つけることができない場合もあります。アフターメンテナンスはそういった不具合を見つける重要な機会ですので、施工会社が自主的に行い、不具合は修復し、健全な部分は異常なしとお客様にご報告します。弊社では、アフターメンテナンスもその他の工程と同様に、重要な役割を担っていると考えております。大規模修繕工事のお引渡しの竣工図書と共にご提出するのが、アフターメンテナンス計画書です。計画の年数は物件により変動はありますが、竣工後1年目は必ずアフター点検を実施しております。その後の点検は、各工種の保証が終わる年数に応じるなど、ご提出した計画書に基づいて実施します。 アフターメンテナンスの流れとしましては、工事竣工後1年が経過する頃に管理組合様にアフター点検実施のお知らせをします。スケジュールなどを確認していただき、お知らせやアンケート用紙を配付するとともに、共用部の点検を実施し、不具合箇所を確認。この確認につきましては、管理組合様にも立ち会いを依頼し、点検した共用部やアンケートでのバルコニー内などの不具合箇所を確認後、補修作業を行います。補修作業が完了しましたら、アフター点検実施報告書を作成し、管理組合様へ提出します。このような流れで、各現場のアフターメンテナンスを実施し、マンションの品質維持に努め、管理組合様に喜ばれる仕事を目指しております。13セラフ榎本のアフターメンテナンス

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