セラフタイムズ2024年5月号
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35 普段室内で過ごしている犬はどうしても運動不足になりがちです。そうするとストレスがたまり、無駄吠えや破壊行動などの問題行動につながる可能性があります。運動不足を解消するためにも毎日のお散歩は欠かせません。お散歩は運動不足が解消できるうえに、犬と飼い主のコミュニケーションにもなる一石二鳥の運動です。 お散歩するときはできるだけ犬と飼い主が近い距離でいられるようにしましょう。真横にいるまま歩けるのが最善です。犬が先行してしまうと事故の危険性もありますし、主従関係が逆転してしまう恐れがあります。また、お散歩中に飼い主をチラチラと見てくるときがありますが、これは楽しい気持ちの共有や不安な気持ちの表明など様々な理由があります。このときに落ち着いて優しく声をかけてあげることで気持ちの共有や安心感を与えることができ、より充実したお散歩になるでしょう。 お散歩ルートは定期的に少しずつ変えることが望ましいです。縄張り意識をもたせない効果があるほか、新しいルートは刺激になり、ストレス軽減になります。 犬種や年齢によってお散歩に必要な時間と運動量は異なるため、事前にどれだけ必要なのか調べておきましょう。・水(マナー、飲用)・リード、ハーネス・鑑札・ウンチ取り袋・お散歩バッグ など電柱へのマーキングやウンチをしたときは必ず処理しなければなりません。お散歩にも最低限のマナーがあるのです。お散歩中もコミュニケーションを動物関連大学出身の社員が考えるお散歩に必要なもの   Column愛犬との毎日のお散歩をより充実したものに

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