ジネスに限らず挨拶は基本ですが非常に大切で、その点がしっかりされている方々がたくさんいるという印象を強く受けましたね。もう1つは、新しいことにも明るく楽しみながら挑戦する姿が他の企業にはない強みかなと感じます。そういった点が本当に表に出ていて、お会いする度に活き活きと活動されている会社様という印象を受けます。東日本大震災以降、各行政が防災セミナーを開く機会が増えましたが、当時から「ペットは家族の一員」という認識が広まっていたにも関わらずペット防災の話題は出ませんでした。数年後同様のセミナーでやっと“ペット”の文字が1回出る程度で違和感がありました。私としてはペット防災の啓発は行政に委ねたいというのが本音でしたが、やはり時間がかかるため、協会としてできるところからというのがきっかけです。防災の観点から「自助・共助・公助」の3つのカテゴリに分けてペット災害危機管理士®の講座を構築し今に至ります。被災時から現状あまり復旧が進んでいないという声を多く聞きます6月て行政の在り方があると思います。1つ目は、行政の従業員数には限りがあり、ペット防災を考えるうえで行政が動ききれていないという点です。2つ目にノウハウをもつ人材が自治体に少ないという点があります。この課題を解決するため私の意見としては、行政自らがペット防災には対応しきれ。現状を見るに、課題とし)( ないと宣言してほしいんですね。これは恥でもなんでもなくて、例えば東京都庁の従業員数で都内の人口をカバーできるかということなんです。ペット防災に特化した団体もいくつかあると思うので、そういうところを頼る自治体の“受援力”が今後大切になっていくのではと思います。自治体の発信によって協力体制が生まれてくればいいなと思いますね。弊社の社員研修やペット災害危機管理士®の受講など毎年お世話になっております。災害支援でのドローン活用など弊社もペット防災に注力していきたいですね。ペット防災活動に注力した契機はペット防災の実態と課題は能登半島地震から見る単発のセミナーではなくペット災害のプログラムを学術的に確立しているのが強みです。25日時点 27
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