セラフタイムズ2024年9月号
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関する勉強をしました。また、お客様は愛犬家・愛猫家であるため、そちらの視点の勉強にも力を入れました。学んでいくうちにペットのためのリフォームは主に建材を変えることから始まると分かり、建設業に勤めて35年になる私にとっては得意分野でありました。ペットの知識と建設の知識を思いめぐらし、自分で1からラインナップを揃えていくことは、時間も忘れるほどに没頭しました。第1号の受注は10年前になりますが、犬が滑りにくい床にする工事でした。初めて愛犬家の方のお役に立てて嬉しかったことを今でも覚えています。以降、専有部のサービスとして、マンション管理組合の皆様から少しずつではありますが、工事依頼をいただくことができました。また、ペットのためのリフォームを始めたことをきっかけで、マンションにお住まいの方向けにペットの「しつけ」「マナー」「防災」の3つをテーマにしたペットセミナーを始め、今では行政から講演の依頼を受けるほどに成長いたしました。さらには、大学との産学官連携事業の一環として、ドローンを活用した野生動物調査も行っており、知多半島の野犬や荒川河川敷の野良猫、相模川と群馬県山間部で野生のシカについて調査を行いました。      修ペットリフォーム事業を始めたことで、動物関係の学部がある帝京科学大学、東京農業大学、麻布大学の先生方をはじめ、全日本動物専門教育協会や中央動物専門学校の方々、ディスクドック世界チャンピオンの野呂瀬様、そしてオリジナルキャットステップの制作で連携させていただいている栃毛木材工業の関口様など、たくさんの方々と出会うことができました。皆様との出会いはかけがえのないものとなりました。頃よりも格段と進歩しています。日々勉強し、より良い住環境をペットにも人にもお届けできるよう努めてまいります。また、今後も信念である「幸せな犬や猫をもっと幸せにする事業」として、愛犬家・愛猫家の皆様のお役に立てるよう精進いたします。ペットリフォームは10年前に始めたペットリフォーム事業の成長と広がりペットと人に優しい住環境の追求代表取締役榎本29

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