建物の『塗装』 どうして塗装する? ビル・マンション大規模修繕工事 埼玉県 マンション外壁塗装工事
皆様こんにちは、マンション大規模修繕工事のセラフ榎本です。
暖かい春の陽気を感じるようになりましたが、暗いニュースを見て気分が落ち込むことも多い今日この頃です。
セラフ榎本では時間差通勤・テレワークを通じ社員同士が密集しない環境を作っています。心配は尽きませんが、なんとかこの苦難を乗り越えていきたいですね。皆様方もご自愛くださいませ。
今回は、修繕工事における塗装の役割をご紹介したいとおもいます。
なぜ、建物には塗装が必要なのでしょうか?
それは建物の保護と、美粧のためです。特に現代では塗装の美しさとともに、建物の保護や暮らしやすさといった「機能性」が強く求められています。
日本では石器時代という大変古い時代から漆が使われていました。縄文時代には既に漆を塗料として扱うことのできる高い技術を持っている人がいたと考えられています。当時の人が意図して使っていたかは不明ですが、漆は防虫・防腐効果をもたらします。もしかしたら古代の人々は、漆の利点を経験で学んでいたのかもしれませんね。その後の時代にも、例えば平安末期の中尊寺金色堂や江戸時代の日光東照宮など、多くの美術的価値の高い建物で漆は使われました。
また日本で古くから使われている塗装というと、多くの人が漆喰を思い浮かべるかと思います。こちらも、最古のものだと縄文時代の遺跡から出土しています。日本で多く使われた土壁は風雨に弱く、より防水性を高めるために漆喰が土壁の上から塗られました。また不燃材料であるために防火性にも優れ、戦国時代には多くの城壁に漆喰が使われています。またこの時代には鉄砲が伝来し、防弾性も求められ漆喰の中に小石を混ぜ込んで塗るということもあったようです。
こういったことから、塗装における機能性は古い時代から求められてきた事がわかります。現代では塗装の進化、化学技術の進歩などから様々な機能性を塗装は実現しています。屋根や屋上の床などに求められる防水性、排水管や手すりなど露出した鉄部分に求められる、サビを防止する防食性、より汚れにくく美しさを保つ耐汚染性などです。こうした主となる機能性のほかにも、様々な機能を有する塗料が登場しています。
大規模・小規模修繕工事のご用命はセラフ榎本におねがいいたします。
建設本部 第一部