塗装の『色』豆知識 第三回 マンション大規模修繕工事 埼玉県

20/04/16

皆様こんにちは、マンション大規模工事のセラフ榎本です。

 

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例えば塗装を塗り替える時、塗装の色を選ぶにはいくつかの選択肢があるかと思います。既存の色を使うか、または色を変え新鮮な印象にするか、迷う事もあるでしょう。
使用する色にも選択肢がいくつかありますね。たとえば彩度の高い塗装にすれば存在感のある印象、おしゃれな印象を与えます。反対に彩度を落とした落ち着いた色は住む人に安心感を与えます。

皆さんはどちらの家に住みたいでしょうか?しかし実際は色鮮やかな力強い印象の建物を見る事は少なく、落ち着いた印象の色合いをした建物の方が多いはずです。これにはしっかりと理由があります。

第一印象で彩度の高い塗装はおしゃれ、目を引く、住んでみたいと思うかもしれません。しかし第一印象はそうでも、今後長く住んでいく事を考えたらどうでしょうか?

実は建物の色の範囲は景観法や各自治体の条例で定められています。この範囲を守らなかった場合、その建物の色は周囲の景観に馴染まず「騒色」となってしまいます。街に突然派手な建物が現れたらびっくりしてしまいますよね。特に住宅街では周囲の景観を損なわない配慮が法的に求められているのです。
短い期間で見たら、いいかも、と思うかもしれません。しかし色差が大きいと長い日常生活の中で、落ち着くことができなかったり、目が疲れたり飽きが来たりといった問題も起こります。これらの理由から、建物や家は彩度を落とし、同系色や同じトーンの色でまとめる事が多いのです。

塗装の色を選ぶ際はよく考えて選ばないとなりませんね。
大規模・小規模修繕工事のご用命はセラフ榎本にお願いいたします。
建設本部 第一部