コンクリートとモルタル マンション大規模修繕工事 東京都
20/04/21
皆様こんにちは。マンション大規模修繕工事のセラフ榎本です。
今回は「コンクリートとモルタルの違い」についてご紹介します。コンクリートとモルタルはどちらも建築でよく使われるものですが、このふたつにはどのような違いがあるのでしょうか。成分や特徴について簡単に見ていきたいと思います。
成分…コンクリートは水・セメント・砂・砂利を混ぜたもの、モルタルは水・セメント・砂を混ぜたものです。どちらも主原料はセメントですが、コンクリートには砂利が含まれているという点で異なっています。
特徴…モルタルは固まるとつるつるとした滑らかな質感になりますが、コンクリートは砂利が入っているのでざらざらとした質感になります。またモルタルの方がセメントの比率が高いのでコンクリートよりも高強度です。一方コンクリートはひび割れしにくく圧縮する力に強いのですが引っ張る力には弱い素材です。「鉄筋コンクリート」という言葉はなじみ深いですが、コンクリートの内部に鉄筋を組み込むことは強度を高める意味があるのです。
使われ方…モルタルは、目地に接着剤として使われたり壁や床の仕上げに塗られたりしています。一方コンクリートは、ひび割れのしにくさから建物の壁など基礎部分に使われることが多くなっています。
価格…含まれるセメントの比率が高いモルタルのほうが、値段が高くなっています。
コンクリートとモルタルには以上のような違いがあります。どちらも身近な建物や街に欠かせない大切な資材ですね。
マンションの小規模・大規模修繕はセラフ榎本にご用命いただきますようお願いいたします。
建設本部