改修塗装の工程 マンション大規模修繕 埼玉県
20/05/18
こんにちは。マンション大規模修繕工事のセラフ榎本です。
改修工事では古くなった建物の壁を塗装し直すという作業がありますが、それにはいくつかの工程があります。「素地調整」「下塗り」「中塗り」「上塗り」です。それぞれの工程にはどのような役割があるのでしょうか。簡単にご紹介いたします。
「素地調整」
壁のひび割れ(クラック)の補修や劣化した塗膜の除去、汚れの除去を行うのが「素地調整」です。壁を塗装する前に、もととなる壁の問題部分を直す大切な工程です。素地調整の確かさが、塗膜の寿命を最も左右するとも言われています。
「下塗り」
壁を塗装する際、下塗りなしで本塗りをしても、塗装の機能や美しさを十分に発揮することができません。下塗りは、壁と塗料の密着力を高めることや、壁面の吸い込みを均一にすること、アルカリによる素材の劣化を防ぐことなどを役割としています。サビ止め塗料も下塗りの段階で施されます。
「中塗り」
中塗りは、上塗りとの付着性を保つこと、塗膜の厚さを増やして壁を腐食から守ること、下地を固めることで上塗りの仕上がりをより良くすること、などが目的の作業です。凹凸を調整して滑らかにしたり、塗面にパターンをつけて意匠性を与えたりすることができます。
「上塗り」
壁の塗膜を美しく仕上げること、光線・熱・風雨といった外部からのあらゆる刺激に耐えられるようにすることが上塗りの目的です。また、上塗りに用いる塗料によって壁に特殊な機能を持たせることもできます。
このような工程を経て、塗り重ねていくことによって、建物の壁はその機能と美しさを発揮していくのです。
マンションの小規模・大規模修繕工事はセラフ榎本にご用命くださいますようお願いいたします。
建設本部