シーリング工事引張試験 墨田区マンション大規模修繕工事

20/10/21

皆様こんにちは!

いつも弊社ブログをご閲覧いただき、誠にありがとうございます。

 

ただいま私は墨田区のマンションの大規模修繕工事を行っております。

先日はシーリング工事を施工した箇所について、材料メーカー立ち合いのもと引張試験を行いました。

こちらは外壁タイル目地のシーリング打替工事を行った箇所になります。

DSCF3451

このシーリング材を幅10mm、長さ100mm程度に切り込み、引っ張ることにより

シーリングの伸び率と破断状況を確認し、シーリング材の打替工事が

適切に行われているかを検査致します。

メーカーにより基準は異なりますが、今回使用しているコニシのMSシールでは

200%の伸び率で合格となります。

DSCF3453

シーリング材が200%の伸び率を達成したことを確認致しました。

 

また、シーリング材の破断状況を確認します。

シーリング材が破壊されると凝集破壊(CF)となり、合格となります。

または被着面に薄層を残して破壊された場合薄層凝集破壊(TCF)となり

こちらも合格と判定されます。

下の写真は今回凝集破壊となったシーリング材です。

DSCF3455

シーリング材が付着体から薄層を残さずに剥離すると、接着破壊(AF)となり

不合格となります。

試験を行うことにより、適切に施工が行われているか確認することも

品質管理を行う上で重要です。

これからも安全・品質に心がけて施工管理を行ってまいります。

 

建設本部第一部 現場担当社員