大規模修繕工事の未来

21/01/23

大規模修繕工事の未来

現在、マンションの飽和状態から、今回の新型コロナの影響で分譲マンション内、賃貸物件の

空洞化による維持管理費収益100%が難しくなってきます。

外国人の帰国、テレワークによる都市集中の減少。

高齢化。

しかし、魅力あるマンションは影響を受けません。

では、魅力あるマンションとは?

主要駅、徒歩10分以内の立地条件は別として、今後の大規模修繕工事は、新築時に状態を戻すだけでは将来性が無くなります。

マンションは人間と同じで、新築時は若い夫婦や子供が多いですが、住まいと同じよう

に居住者年齢も高齢になっていきます。

マンションの年齢に合わせて生活空間も変えて行くことで、どの世代でも楽しく、快適

に過ごせる建物が必要です。

具体的には・・・

若い世代が住んでくれる事、人間でいうと細胞の活性化です。マンションも活性化します。

防犯性:失業率に比例して犯罪は増えます。その対策は心理学を利用する事で可能です。

これは意外と低コストです。

震災等対応:駐車スペース、中庭等の空間利用とソーラーによる災害時の各種対応機器確保。。

生命維持:高齢者、幼児、妊婦の方などの緊急対応システム、現在タブレット、スマホ

などの設定で可能です。近隣の病院との連携、親族とのモニターによる会話により、一緒に住んでいなくても通常

の会話と同じように出来ます。

これは意外と重要で、高齢者の認知症予防や子育て支援にもなります。

広いエントランスの有効利用。コミュニティスペース、各種セミナー開催。

外構の有効利用。ゴミ集積所の便利性(マンション慣れした世代は意外と気にする所です。)

管理組合法人化:建替えまで視野に入れた長期マンション維持計画が可能。

それにより管理費、修繕積立金の削減又は固定化が出来ます。

宅配システム:宅配ボックスも2023年からは法令改正に伴い、マンションのバルコニー

設置、ドローン宅配が可能になります。

他にもありますが、不動産情報の掲載で、上記のようなマンションシステム化は大きな差別化となり、資産価値の向上となります。

将来性のある建物=資産価値です。

どんな事でも、ご相談、ご提案が可能です。