マンション大規模修繕工事専業会社の令和6年安全大会について

24/07/04

 

マンション管理組合の皆様には平素からご厚情を頂き心から厚くお礼申し上げます。お陰様で本年も事業をつつがなく推進させて頂いております。

令和6年7月8日に埼玉県川口市の公共施設を使って弊社の安全大会を開催致します。社員全員94名が出席は無論のこと、弊社がマンション管理組合の皆様から受注させて頂いたマンション大規模修繕工事を施工する協力会社の皆様多数が参加し、300人規模で行うこととなりました。例年通りの参加者で例年通りの内容ではございますが、継続は力なりと申す事もあり地味ではありますが、安全大会の基本事項をしっかりと網羅し粛々と執り行います。

 

私が20代のころの10年以上も安全に関するご指導を頂いた方々がおります。20代の頃は平成元年~10年頃で今から30年前の事です。今もなおその方々の考え方が私の安全に関する基礎となっております。

安全に関するご指導を頂いたのはプラントメーカーの三機工業の安全推進室の高崎様と泉様でございます。今はマンション大規模修繕工事の専業でマンション大規模修繕工事の売上高が95%となっているため、30年前のようにプラントメーカーの下請の仕事はなくなりました。30年前はプラントメーカーの仕事が多数ありました。三機工業や荏原製作所、クボタ、大阪動力、前澤工業、日本鋼管、新日鉄が主な客先でした。プラントメーカーの仕事は関東地方以外の東北地方や中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州全域にまたがりました。マンション大規模修繕工事を施工する協力会社は安全の意識と居住者への配慮をしっかり教育し訓練し何度も繰り返すので、マンション居住者の皆様から、嬉しいことにお褒めのお言葉を頂いたり、ありがとうとお手紙を頂戴したります。それは今のお話であります。

30年前に戻りますが、例えば九州地方の、こちらからは遠方の地で初めて会う会社に、現場で価格交渉をし、巨大な構造物であり形も様々で危険が溢れているプラントの塗装を依頼する場合がほとんどです。プラントメーカーの傘の下と言うこともありましたが、私も必死でプラントメーカーの安全ルールを守りながら施工するよう指示を徹底してきました。逆に安全対策をプラントメーカーに提案したことも数多くありました。20歳代の私が40歳~50歳代の現場所長や副所長に安全提案したことが現場で採用され「榎本くん!いいね!」とお褒めの言葉を頂いたことは思い出です。お陰様で私が担当した複数の現場では事故もなく無事に納めさせて頂きました。どのプラントメーカーの下請に入っても各社の色がある安全対策に対応できたのは、安全の恩師である三機工業の高崎様と泉様から指導をしてもらったことが大きかったと思います。

 

マンションの大規模修繕工事は1年間で80棟~100棟も施工をさせて頂いております。居住者の皆様が永年お積みになりました修繕積立金が弊社の売上となります。皆様の修繕積立金が私も含めた弊社の社員の給料になり、工事を施工する施工業者の給料になりその給料で生活が成り立っております。工事はお住まいになっている状態での工事であります。居住者の皆様への配慮を充分にしながらの工事となります。安全はもとより居住者の皆様への情報の伝達と徹底した気配りと配慮が重要となります。しっかり対応するように全社を上げて実行してまいります。

来週の月曜日の安全大会での挨拶は心を込めて安全について話をしようと思います。これからも末永くマンション管理組合の皆様にはお取引を頂ければと存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

令和6年7月4日

株式会社セラフ榎本

代表取締役 榎本修