ドローンに搭載した赤外線カメラによる外壁診断調査方法~マンション修繕 ドローン 建物診断 埼玉県~

2019/05/28

皆様、こんにちは。

「ドローン」と「赤外線カメラ」による建物診断を行っているセラフ榎本です!

 

 

今回は赤外線カメラについてご説明したいと思います。

 

赤外線カメラは、物体から放射される赤外線を可視化するためのカメラです。

赤外線とは、目に見えない光の一種で、絶対零度(―273.15℃)以上のすべての物質から放射されています。

絶対温度の4乗に比例して赤外線放射量が増えるため、温度が上がれば上がるほど赤外線の放射量は多くなります。

対象の温度変化を赤外線量の変化として可視化するのが赤外線カメラです。

赤外線カメラで撮影された画像がサーモグラフィといいます。

 

 

私たちが行うドローンを用いた外壁診断調査は、非破壊検査といい、ドローンに赤外線カメラを搭載し、外壁を撮影します。

撮影した場所のタイルが浮いていると、タイルとモルタルの接着強度の低下により空気層ができます。この空気層が太陽光や外気温により温度が上昇(赤く映る)することを利用し、タイルの浮きを判断します。

そのほか、同様に温度差を利用して、外壁の中の雨漏りの経路の調査、断熱不良部分の調査、さらに木造建築物の壁の内部に設けられた筋かいの有無の調査にも応用範囲が広がっています。

 

 

 

私たちセラフ榎本は、状況や環境に合わせての建物診断を行っています。

「ドローン」と「赤外線カメラ」による建物診断について気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

営業企画部