赤外線の種類 赤外線建物診断 ドローン調査 マンション修繕 東京都
2020/05/13
こんにちは。赤外線カメラやドローンによる建物診断を行っているセラフ榎本です。
今回は「赤外線の種類」についてご紹介します。
赤外線は私たちの目に見えている「可視光線」よりも長い波長の電磁波で、温度をもつすべての物質から放射されています。この赤外線には「近赤外線」「中赤外線」「遠赤外線」の3つの種類がありますが、ここでは「近赤外線」と「遠赤外線」を取り上げたいと思います。
「近赤外線」
近赤外線は赤外線のなかでも波長が短く、可視光線に近い電磁波であると言えます。その性質も可視光線と似ているところがあり、私たちの身の周りでもたくさん応用されています。携帯電話の赤外線通信や電化製品のリモコンなどがその例です。
また、肉眼で近赤外線を見ることはできませんが、デジタルカメラなどでは捉えることができるため、防犯カメラの夜間光源としても利用されています。
「遠赤外線」
遠赤外線は赤外線のなかでも波長が長く、可視光線よりも電子レンジなどに使われている電波の方に近い存在です。赤外線は温度の高いものほど強く放射しているものなので、熱線としてのはたらきをもちます。身近なところでは暖房器具や調理器具などの加熱機器に遠赤外線は利用されています。
ところが、中には遠赤外線の効果とは無関係な商品にもかかわらず遠赤外線の効果をうたっているところもあり、注意が必要です。
赤外線は、目には見えませんが私たちの周囲に常に存在し、生活の中でも様々な場面で役立っています。そんな赤外線をとらえ、温度の違いを可視化する赤外線カメラを利用して、セラフ榎本では建物診断を行っております。
マンションの小規模・大規模修繕工事はセラフ榎本にご用命くださいますようお願いいたします。
建設本部